朝の仕込みから夕方の試飲まで。小さな蒸溜所の、ある一日の記録。

大和蒸溜所の朝は、前日に浸漬しておいたボタニカルの香りを確かめるところから始まります。季節や原料の状態によって、同じレシピでも香りの出方は毎回わずかに違います。

蒸溜器の前で

蒸溜が始まると、流れ出る液体を少しずつ分けながら香りを確かめます。はじめに出てくる部分、中ほどの部分、終わりの部分。どこで切り替えるかが、味の輪郭を左右します。

瓶詰めとラベル

休ませたジンは加水して度数を整え、一本ずつ瓶に詰め、ラベルを貼ります。小さな蒸溜所だからこそ、最後まで人の目と手で確かめることを大切にしています。

夕方の試飲

一日の終わりには、仕上がったジンをみんなで試飲します。ストレート、ソーダ割り、トニック割り。いつも同じ問いに立ち返ります。「これは奈良らしい味だろうか」と。

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